2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧
グー神とパー神がいた。グー神とパー神が争えば、決まってパー神が勝利を手にした。あるとき、敗れたグー神が嘆いて言うには、 「私はいまだかつて存在しなかったことはないが、その存在の際にパー神に勝利したこともまた無い。勝ったことのある相手といえば…
みんなそんなに余裕はないし、 そういう自分を大事にする術をちゃんと知ってる。
一緒に仕事をしている敬愛する企画のおじいさんは、いつもレポート用紙にアイデアとか企画書とかなんでも鉛筆で書いていて、理由を「パソコンに引きずられるから」と言っていた。タイピングで文章を書くときに、データを作成して、字を画面に表示するのには…
最近リズムを確保するために睡眠薬飲んでいたから、今日疲れてて飲まずに寝たら変な時間に起きてしまった。 シャワーを浴びたら頭がさえて眠くなくなって、少し考えた。 気がかりになっていることっていつも少なからずあって、それは客観的に把握している(…
横浜トリエンナーレは基本撮影OKでおどろいた。 真ん中ぐらいにある髪を切ってる映像の写真は、 タナカコーキというひとの作品のひとつで、 9人のヘアドレッサーが同時に一人を切るというのを、 説明もなくただひたすら撮っていて、 企画の説明もないんだけ…
そうして、そうやってゲド戦記をつくった宮崎吾朗のことを、宮崎駿が「他のスタッフにとっては全く必然性はなかったけど、彼にとっては必要な仕事だったんでしょう」みたいなことを言っていて、そうしゃべっているときの表情はすごい説得力を持っていて、そ…
私は父の重圧みたいなものは社会的なものとしてはあんまり感じてなくて(倫理的なものとしては結構感じるけど)、宮崎吾朗が父と違う職業を選んだ後で、鈴木敏夫にジブリ美術館の建設にあたって父と仕事(アニメでないにしろ)をすることになって、そのあと…
「詩とは勝利を失うものである。そして権威ある詩人とは勝つために、死にいたるまで敗れることをえらぶ者である」(『文学とはなにか』) サルトルはここで詩人を散文家との対比において語っているが、これは文学者全般について言われることである。このこと…
マスをマスとしてそうだこうなんだマスなんだと受け容れてしまう要領のよさと愚かさ。個人を個人として、そうだ個人なんだ結局のところ一人なんだと、受け容れてしまう要領のよさと愚かさ。それが自明なだけ理解したんだ経験上という賢さは、同時にそれが自…
デスク・トップ・パブリッシングの勉強をしていて、デスク・トップ・パブリッシングに使用する機器の、ハードウェアとソフトウェアがあることを知り、参考書曰く「ハードウェアとは目に見えて手で触れるもの。ソフトウェアとは目に見えなくて手でさわれない…
制限勤務の定時あがりで、総武線直通三鷹行きの電車を高円寺で降りて、ホームをドアとドア一区間分歩いたら視線を感じて、みたら見たことあるような細い男性が自分を見ていて、一度視線をそらして思い直してもう一度見たら、それは麓さんだった。寄っていっ…