連休終る











横浜トリエンナーレは基本撮影OKでおどろいた。
真ん中ぐらいにある髪を切ってる映像の写真は、
タナカコーキというひとの作品のひとつで、
9人のヘアドレッサーが同時に一人を切るというのを、
説明もなくただひたすら撮っていて、
企画の説明もないんだけど、すごく引き込まれる。
唐突だけれども引き込まれてしまうということが、
ひとつアートの条件であるのだといまさら思う。
複製可能かどうかは問題ない。

a haircut by 9 hairdressers at once (second attempt)

出会ったとき、受け止められたとき、咀嚼されていくとき、
そのときどきに衝撃的であるなら、その表現は説明を必要としない。

ある表現に、「これの意味は?」と聞いてしまう人に問題があるかのような話の展開は一面的過ぎて、「これの意味は?」と言わせないだけの表現もそのときどき可能だと思った。もちろん程度はあるけど。

もうひとつ、犬に無視され続ける作品。
Showing objects to a dog